昨日9月3日午後、全クラスは二ツ橋SCさんと練習試合でした。
子どもたちもやはり疲れていたのでしょうか、いつものルーティーンをこなした後、子どもたちから
子どもたち
「コーチ、コーン倒しとかやっていいですか!」コーチ
「大歓迎!ゲームでもなんでもバスケットでもなんでもいいから今日は自分たちで考えてやってみな!なんでもいいよ。」
(願ったり叶ったりです。)
と。子どもたちから提案があるのもFCねぎしのいいところですね。基本受け入れます。
キックベースやろう!
誰かが言い出す。コーチも入ってキックベースの始まりです。神取会長の始球式が始まります。
子どもたちは学校や遊びでキックベースをやっていないのでしょうか?ここで衝撃が走りました。
子どもたちは野球のルールを知らない!!!
「蹴ったらどっちに走るの?」
「ここ(一塁ベース)の次はどこに走るの?」
「キャッチしたらどこに投げるの?」
フライをキャッチされたらランナーは走れない、塁に戻らなきゃならないんだよ「えー!」
アウトいくつで交代(チェンジ)?
もちろん全員ではありませんが、多くの子どもたちがこんな感じだったのが衝撃的でした。
(先ほどの始球式も「空振り」が常ですが、思いっきり蹴ってました。。。)
40代前半のコーチ陣。我々が子どもの頃は野球が生活の一部であり、テレビでもナイター中継が毎日のようにやっていた時代。そしてサッカーと野球を同時にやっていた時代です。これがジェネレーションギャップです。
なので教えながら、少しずつキックベースをやった次第です。
でもかなり盛り上がりましたねぇ。我々はサッカーチームだからってずっとサッカーをやろうとは思っていません。野球、バスケット、バレーボール、鬼ごっこ・・・なんでもサッカーに通じるものがあると思っています。
例えば、今回のキックベース。転がってくるボールを狙ったところに蹴ることとか、フライを捕るために早く落下地点に入るとか、キャッチのやり方、走り方。色々あります。
一番感じたのは「フライが捕れないこと」。野球をやっている子はやっぱりフライを捕ることができる。でもやっぱり捕れない子が多い。これは相手のゴールキックや高く上がったボールの対処ができないってこと。
サッカーだけやっていてもなかなか高いボールの処理は難しいですよね。でもこういったゲームではできるわけです。サッカーができなくて物足りないという子ももしかしたらいるかもしれません。
が、考え方次第では全部練習になる。しかもみんなで楽しく。コーチも一緒になって。
その日の練習が終わり、何人かのコーチやお母さま方から帰って来た子どもたちの様子を聞きました。
「今日スゲー楽しかったんだよ」
って帰って来たそうなんです。
こういうことなんですね。サッカーも楽しいけどたまにはこういったものを挟んでやってみるものやっぱりいいんですね。これが地域コミュニティチームのFCねぎしなんだと改めて感じました。
子どもたちから提案があり、そしてコーチも受け入れ、そしてコーチも一緒になってゲラゲラ笑って遊ぶ。
これでいいんだな。これで。
子どもたちには感謝です。