我々コーチはプロではありません。なので私は「サッカーを教えること」をやめました。
よーく考えるとサッカーそんなに知らないし。テレビで観るサッカーはプロだし。テレビで観たスーパープレーを子供たちに求めても・・・。もちろん憧れやマネはいいと思います。大切です。でも大人のプレーを子供たちにイメージさせるのは難しいのかな?と。
試合後の反省会もコーチは入りません。前向きな反省だけ、修正できる反省だけ、子どもたちだけで軽くお話しするようにしています。
作戦を考えるのも子どもたち、試合中のポジションチェンジだって子どもたちが考えて実行する。
コーチはそれを尊重するし任せる。そして何があってもホメる。失敗OK。
勝った理由、負けた理由は色々あるでしょうが色々言ったってたくさん覚えられないし、我々もたくさん言ったところで次の試合でそれらを覚えているかというと正直覚えてない。
そしたら良かったことだけ話せばきっと次もよいプレーができる。
そんな中、サッカーは教えられないけど数十年多く生きている中で伝えられることはきっとあるはず。
「小学校を巣立つ息子たちへ、お父さんチームが見せた11の背中」
「諦めるな」「最後まで走れ」「集中」「取られたら取り返せ」「声を出せ」
コーチ陣や親は試合中こんなことを子どもたちに言っていないだろうか?
我々大人は諦めないでボールを追いかけられるか?負けてるとき最後の1秒まで本当に諦めないでプレーできるだろうか?
集中!って何だろう?どうすれば集中できるんだろう?
取られたら取り返すだろうか?サッカーに限らず、他社に仕事を取られたら「次取り返してやろう!」と考えるだろうか?
本当に声を出すだろうか?
我々にできることは本当はそんなにないのかもしれない。
言うだけなら簡単。でも少しだけ「実践者」じゃないといけないのかな?
「実践者」になると子どもたちに伝えられることがあるかもしれない。
このFCねぎしにもサッカー経験者のコーチが増えてきているらしい。経験してなくてもサッカーはできる。なので今度は「おとなねぎし」チームで試合をしたいものだ。もちろん強豪と。
ユニフォームもあるとかないとか。
最後までプレーできるのだろうか?きっと「子どもたちはスゴイ」と思うだろう。
おとなねぎしを楽しみにしています!死者が出ないことを祈ります。。。