朝晩すっかり涼しくなり、過ごしやすくなりましたね♪
そして、秋から冬へと近づいていくと心配になるのが風邪の流行です。
今回は風邪に負けない体づくりとして、ビタミンCに注目してみました!
ビタミンCは水溶性ビタミンの一種です。
コラーゲン合成、ビタミンEの再生、鉄の吸収促進など丈夫な体を保つために重要な働きをしますが、激しい運動をする人や喫煙習慣のある人はその需要量が増大すると言われています。
また水に良く溶け、熱にも弱い性質があるため、調理の過程で失う量も多くなってしまいます。
ちなみに、各年代の摂取基準は…
6~7歳 55mg/day
8~9歳 65mg/day
10~11歳 80mg/day
12歳~ 100mg/day
(日本人の食事摂取基準2010年版)
となっています。
ビタミンCはイチゴやキウイなどの果物、ピーマンやブロッコリーなどの野菜に多く含まれています。
先にも述べたとおり加熱に弱い性質があるので、野菜類は加熱時間を短くしたり、じゃがいもなどデンプンに覆われてビタミンCの損失が少ない野菜も組み合わせるなどの工夫をしてみましょう。
平成21年の国民健康・栄養調査では推奨量をほぼ満たしていますが、不足の気になる方はサプリメントを利用するのも良いかもしれません。
ただし、摂りすぎにより下痢・腹痛を起こす可能性がありますので、複数のサプリメントを飲んでいる方は特に注意しましょう(上限量1000mg/day)。